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今日も生きてる ・・日々のかけら

2010-01-01から1年間の記事一覧

母と弟

2週間後に東京へ行ってみることにした。どうしようか先月から迷っていたが思い切って、 そして今逃げられないと覚悟して、だった。 弟のそばへ行きたいのだ。会えるというアポイントを取ってはまだいない。取れるのかどうかも自信ないままに・・。 父に聞け…

一通のディプロマ(医師免状)

2年前の春のこと 甥の春休みに兄たち家族が帰省していた。仏壇の前でたわいも無い話をしながら すこしおどけて○○家は・・という言葉が私の口をついて出てきて自分でもおかしかった。家も失い父もいないで育ってきているから。 その日の夜 妙に気になって自…

秋晴れ

久しぶりに運転した 小1時間位で 耳納連山と呼ばれる緑の山の裾野に着く。 自分のアパートのある街の喧騒から離れて緑を目にするとほ〜っと息が深くなるものだ。小さい頃から家族で訪れていたところへ 今日は行ってみたかった。 両手を合わせて心の中で 初…

ありがとう

考えることに疲れて 手放した。 できないからと素直に姉に言うしかない。 そう決心してしばらくした頃のこと。 秋分の日を迎えた満月の夜は 急にすっかり秋めいて しっとりした空気を感じさせた。その次の日 出来上がってきた甥のホームステイの写真を眺めて…

ああ、やっぱり・・でも・・

実は、自分の心の中に残っていた、父親恋しい小さな娘が心の隙間から顔を出してしまって、ちょっとショックを受けた。 理性で解決したいのかどうか本音はどうなんだろうか。 ブロックしていたものが思いがけず開放されて おどおどしながらもその隠していたも…

まだ苦しくて

ずっと父への思いは恨みと悲しみだった。何度も父に思い切り怒りをぶつけることを空想の中でしていたものだ。 それは私の心の闇になっているものだったと言えるだろう。光を当てようとも思わないでここまで来ていたことにも 今になってきがつくなんて・・そ…

どうすれば・・

母からすれば 自分を置き去りにして行った夫の娘が私。私の中に父を感じるのだろうきっと。心から自分の娘として手放しで愛情を注ぐ そんな関係の親子ではなかったと思う。自然なおだやかな視線を交わしたことはあっただろうか。いつも少し顔をそむけて下を…

ありがとう奈良

大阪に着いたのは朝の7時20分でした。席が前の方だったからでしょうか、あまり揺れが気にならずに疲れが残るようなこともなく着いてバスを降りてからすぐに元気全快という感じだったので よかったです。ユースホステルは新しいビルの10階 清潔で快適な…

奈良!待ってろよ〜

今日から関西へちょい旅です。 大阪から奈良そして京都へとひとり貧乏旅行してきます。 奈良は一度 法隆寺に立ち寄ってすぐ帰っただけなので ほとんど初めてのようなもの。 興味は京都で止まってしまっていたから これから何度もでかけたいと思っています。 …

つながり

父と兄と弟と甥っ子 この4人の繋がり・・・ 二つに分断されて 交流のないことに胸を痛める嫁 そして私 血縁・・そう、自分の肉体のDNAが最も近い者同士の縁 生まれてきた中でそれはおもしい出来事のはず。兄たちは 来年の春には帰省してくるつもりにして…

ちょっと胸がつかえる

時々リアルな夢を見る トイレがよく出てくるし 切羽詰ったような状況の不安を味わっていたりする。昨日の夜もそうで あ〜いやな感じ。疲れとか 人との関係のストレスとかを神経が発散しているのだろう。 または、旅先で夢で見た覚えがしっかりとある景色や建…

重み

やっと気温が上がってきた。明るい日差しの中で深呼吸をする。 ちょっとまぶしいくらいの光があると景色も息づいている。 さて、悩みのことだが、家族のことになるかなあ これは。 兄も家庭をもち一粒種の息子がいる。 先月 横浜の家へ遊びに行ったときに 兄…

書き始め

ブログ書きの真似事を衝動的にはじめた。 今 胸の中にある悩みを文字に昇華すれば 少し気がおさまりそうな、そんな期待を持っている。